ベリーダンスとは・・・?


◆ベリーダンスの歴史

世界で最も古いといわれて、中東を中心に踊られている踊りです。

しかし、その歴史ははっきりしていません

古代エジプト・古代ペルシア文明の絵画や古代ギリシャの彫刻踊り子の姿も見られます。

砂漠の民がステップしにくい砂の大地をしっかり踏みしめ腰から上を揺らし踊ったのが始まりで、民族の数だけ踊りの衣装・特徴があります。


また、踊りの意図も「豊穣祈願」「女神信仰」「婚礼」「出産(練習・準備)」などの諸説あります。

 

現在、世界でベリーダンスと呼ばれている踊りは、それらの踊りに、振り付け、ステージの演出、オーケストラの音楽、バレエ的な上半身の動きと姿勢、爪先立ちなどの「洗練さ」を加えたものと考えられています

衣装も演出一つで、元々はお腹を出さずに踊られていました。

 

◆現代のベリーダンス


腰、肩、そして特にお腹をくねらせ、時に激しく震わせるように踊るベリーダンスは、「女性が自らの”女性性”を愛し、謳歌し、表現するダンス」と世界でも言われています。


しかし、イスラム社会では、純潔を重んじる教えがあります。

ハレム(女性部屋)や女性はベールで顔を覆う制度が発達してきました。自由の少なかった女性たちは、女性たちだけの空間で、日々のストレスをベリーダンスを踊ることで発散させていたという話も聞きます。


そんな環境の中で、ベリーダンスはナイトクラブなどで派手にshowとし世界に広まりはじめます。

一方で、女性だけのパーティーや親しい人の集う結婚式などで踊り継がれ、今や全世界へ広まっています。(お腹を出すスタイルはその時にでき、現代に受け継がれていると言われています。)


出産時に、出産するまでの間女性たちが集まり、リラックスした空間で妊婦に付き添い、陣痛が激しくなり出産が目前になると、皆でベリーダンスを踊り、励ましたとも言われています。

 

ベリーダンスは男性への為という当時の形から、女性為踊りへ姿をかえて、世界で踊れいます。女性だけの空間で、自らの女性性を楽しみ、感じ、解き放ちます。


私の考えですが、「隠す文化」「女性は控えめに・奥ゆかしく」という考えが日本にはあります。多くの女性は、男性の前で女性性を前面に出すことはないでしょう。内に秘められた女性性を、ベリーダンスで開放し改めて感じることも魅力の一つなのだと思います。

そして、日本の心を持った女性の踊るベリーダンスは、生徒さんを見ていても、品があり美しく感じます。

母なる部分を持ち、心を大きく感じる女性が、自分自身の為に踊るところに、女性を惹きつける魅力が存在するのだと思います。